同行避難の準備

ペットの同行避難の準備犬・猫の防災グッズのリストと避難カード

2026年10月14日

首をかしげるわんこ(まる子) 首をかしげるにゃんこ
いっしょに
準備しよう
  • 92.7%

    災害の備えに
    不安

  • 4.4%

    十分に
    備えている

  • 24.3%

    何を備えるか
    わからない

ユニ・チャーム 2025年8月・犬や猫の飼い主206人のネット調査

犬や猫と暮らす人の92.7%が、災害のときの備えに不安を感じています。
十分に備えている人は、4.4%でした。

このページでは、同行避難の準備を4つにしぼってまとめました。
持ち出す物・避難先の調べ方・家での避難・もしものときのカードです。

01同行避難と同伴避難のちがい

環境省のガイドラインでは、ペットと一緒に安全な場所まで避難することを「同行避難」と呼んでいます。
避難所の中で、飼い主がペットと同じ部屋で過ごすことまでは意味していません。

避難所でペットを飼い主が世話して過ごすことは「同伴避難」と呼ばれます。
一緒の部屋にいられるか、ケージで別の場所に置くかは、避難所ごとに決まりが違います。

76.9%

受け入れが分からなくても、まず同行避難する

10.3%

「同行避難が原則」と知っている

アイペット損保「ペット防災」の調査(2025年度・犬と猫の飼い主1,000人)

多くの人が「一緒に逃げる」と決めているのに、決まりを知っている人は1割ほどです。
私は、住んでいる市区町村の決まりを一度見ておくだけでも、当日の迷いがずいぶん減ると思います。

02避難所の調べ方

「一緒に避難できる場所がない」ことを不安に思う人は69.9%でした(ユニ・チャームの同じ調査)。
受け入れの決まりは自治体ごとに違い、変わることもあるので、公式ページで確かめるのがいちばん確かです。

  1. 市区町村のページを開く「〇〇市 ペット 同行避難」で検索すると、市区町村の案内が見つかることが多いです。
  2. 見ておくことペットを受け入れる避難所か・ケージやキャリーが要るか・ペットがいる場所(屋内か屋外か)・持っていく物の指定。
  3. ハザードマップも一緒に家から避難所までの道が、浸水や土砂の危ない場所を通らないかを見ておきます。

うちの子パスポートでは、お住まいの市区町村を選ぶと、公式サイトで確かめた同行避難の案内ページへのリンクを出します。
案内が見つからない市区町村は、検索のリンクと環境省のガイドラインを出します。

03犬・猫の防災グッズのリスト

フードと水は、少なくとも5日分(できれば7日分以上)を持ち出せるようにしておくのが目安です。
避難所に、ペット用の救援物資が届くまでには時間がかかることがあるためです。(東京都 2025年2月の資料)

命と健康にかかわる物

  • フードと水(少なくとも5日分)
  • 療法食・飲んでいる薬
  • キャリー・ケージ(ふだんから入るのに慣らしておく)
  • リード・首輪(迷子札をつける)。にゃんこはハーネスと洗濯ネット
  • トイレシート・うんち袋・猫砂
  • 食器

はぐれたとき・預けるときに要る情報

  • うちの子の写真(全身が写ったもの)
  • ワクチン・持病・薬・かかりつけの記録(もしものときのカードにまとまります)
  • 飼い主の連絡先

あると助かる物

  • タオル・ブランケット
  • ガムテープ・油性ペン(ケージに名前と連絡先を書く)

そろえておきたい物

ストアの検索結果へのリンクです(PR)。特定の商品は勧めていません。

04家での避難(在宅避難)

災害のときに想定している避難は「一緒に在宅避難」が57.8%で、いちばん多い答えでした(ユニ・チャームの同じ調査)。
家が無事なら、家で過ごすことも避難のひとつです。

  1. 家が安全か確かめる揺れがおさまったら、家の傷み・ガスのにおい・電気を確かめます。危ないと感じたら、一緒に避難します。
  2. 居場所をつくるケージやキャリーを、物が落ちてこない場所に置きます。割れたガラスが片付くまでは、床を歩かせないようにします。
  3. 逃げ出しに気をつける窓やドアが壊れていると、驚いて外へ出てしまうことがあります。首輪と迷子札をつけておきます。
  4. 水とトイレ断水に備えて、ペットの飲み水を人の分と分けておきます。トイレシートと猫砂は多めに。
  5. 暑さと寒さ停電でエアコンが止まると、毛のある犬や猫には暑さがこたえます。夏は保冷剤や凍らせた水のボトル、冬は毛布とタオルを用意しておきます。
  6. 具合が悪そうなときかかりつけ・夜間救急の動物病院に電話します。番号は、もしものときのカードにまとめておけます。

05もしものときのカードを作る

記録アプリ「うちの子パスポート」には、うちの子の情報を1枚にまとめる「もしものときのカード」があります。
避難所やあずけ先で、まず聞かれることがそろっています。

もしものときのカードの画面。名前・生年月日・体重・持病・飲んでいる薬・アレルギー・予防の最後の日・かかりつけの連絡先が並んでいる
  • 写真・名前・生年月日・体重
  • 持病・飲んでいる薬・アレルギー
  • ワクチン・ノミ・マダニの薬の最後の日(予防の記録から自動)
  • ふだんのごはん・性格や苦手なこと
  • かかりつけ・夜間救急の電話・マイクロチップ
  • 画像で保存(電波がなくても見せられる)・名刺とA4の印刷
  • 持ち物のチェックリストと、期限が近づいたときのお知らせ

番地までの住所は預かりません(避難先の案内に使う市区町村は、入れた人だけ)。飼い主の電話番号をカードに出すかは、自分で選べます。
カードの作成・印刷・画像の保存は、無料で使えます。

おねがいのポーズのわんこ(まる子)

カードを
つくってね

手をあげるにゃんこ

わんこも、にゃんこも、1つのアカウントで記録できます。
うちの子パスポートのくわしい紹介

引っ越したときの犬の登録の変更や、マイクロチップの住所の変更も忘れずに。
犬・猫の届け出の手続き(飼い始め・引っ越し・亡くなったとき)

06迷子札を作る(うちの子みっけ!)

災害のときは、驚いて逃げ出したり、避難の途中ではぐれたりする子が増えます。
同じ運営の自社のアプリ「うちの子みっけ!」では、見つけた人がスマホで読み取れる QR の迷子札を作れます。
見つけた人からの知らせは、飼い主の連絡先を見せずに届きます。

うちの子みっけ! はテスト運用中です。保護の通報先の施設が無い地域がほとんどです。

公的な情報

避難の判断は、住んでいる自治体と公的機関の情報を優先してください。
このページは医療の助言ではありません。具合が悪いときは、動物病院に相談してください。